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● がん治療や漢方治療に関するご質問は、メール(info@f-gtc.or.jp)にてお気軽にご相談下さい。メールは全て銀座東京クリニック院長の福田一典医師がお答えいたします。
Q:費用はどのくらいかかりますか? |
がんの進行度合いや病気の状況に応じて処方しますので、患者さまにより処方の内容と薬の代金が異なります。 1ヶ月分の費用の目安は、肝炎・肝硬変・肝がん(2〜3万円)、
がん治療後の再発予防(2〜3万円)、抗がん剤の副作用軽減(3〜4万円)、進行がんの治療(4〜6万円)になります。 |
Q:なぜ保険がつかえないのですか? |
保険診療の枠内でも煎じ薬を使った漢方治療はできます。しかし、1)抗がん活性をもった生薬の多くは保険適応外である、2)生薬の保険薬価は低く抑えられているので、同じ生薬でも品質の良いものが使えない、3)がんの発生予防や再発予防のような予防目的では保険が認められないことがある、などの理由でがんの漢方治療においては、保険診療の枠内では限界があります。品質の良い生薬や、抗がん作用の強い生薬を多く使って、各個人の体質や病気の状態に合わせたきめの細かい診療を行なうためには、自費診療(自由診療)にせざるを得ないのです。 |
Q:どのような効果があるのですか? |
がん患者さんの自覚症状の改善と体力増強に効果があります。体の抵抗力や自然治癒力を高めることにより、西洋医学の攻撃的治療に耐えられる体をつくり、副作用を予防できます。がん細胞の増殖を抑える生薬を併用することにより、がんの縮小や延命効果も期待できます。ウイルス性肝炎のようにがんの発生の危険度が高い状態でもがんの発生を予防したり遅らせたりできます。
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Q:進行したがんには効果がないのですか? |
現在のところ、進行したがんに対する有効な治療法はありません。しかし、体に備わった抗がん力を引き出し、抗がん作用をもった生薬を併用すれば、体に負担をかけずにがん細胞の増殖を抑えることができ、がんと共存した状態で延命もできます。体にうまく合えば、がんの縮小を認めることもあります。また、全身状態をよくして生活の質を高めることができます。 |
Q:銀座東京クリニックの漢方がん治療の特徴は何ですか? |
「体の治癒力を高める漢方医学の伝統的知識」に「漢方薬の科学的な研究成果」と「がんに関する西洋医学の最新知識」を統合した「根拠に基づく漢方がん治療」を行います。免疫力や抗酸化力や抗がん作用の優れた健康食品やサプリメントも必要に応じて併用することにより「体にやさしいがん治療」を目指します。抗がん作用が証明されてものであれば、民間薬や、欧米で利用されているハーブ、アーユルベーダなどの他の伝統医療で使用される薬草なども使用します。つまり、中医学や漢方医学を基本にしながらも、より効果を高めるための改良を柔軟に行ないながら、科学的根拠に基づく「がんの薬草治療」を目指しています。 |
Q:健康食品やサプリメントを併用すると漢方治療の効果が上がりますか? |
食品や薬草などから健康改善に役立つ様々な成分が見つかり、健康食品やサプリメントとして開発されています。これらの中には、免疫力や抗酸化力を増強させる効果や抗がん活性の優れたものもあります。漢方薬に使われている生薬は天然に近い形でしか使用しませんが、もし科学的な加工や精製によって優れた効果が引き出せるのであれば、伝統的な使用法だけにとらわれることなく、それらを積極的に活用する姿勢も大切です。ハーブや民間薬の中にもがん治療に利用できるものが多く見つかっています。漢方理論の中で健康H品やサプリメントb窿nーブや民間薬?K切に使用すると、漢方薬の効き目を高めることもできます。 |
Q:副作用はあるのですか? |
ちゃんとした診察の上で専門家が処方すれば、基本的に大きい副作用はありません。食事アレルギーと同じように生薬に対するアレルギー反応によって皮膚の発疹やかゆみなどが出現することがありますが、服用の中止で改善します。体が薬に反応して効いてくる過程で、倦怠感などの自覚症状がでることがありますが、多くは自然に消失します。生薬について適切な知識をもった医師の処方であれば、がんの進行を促進することはありませんし、西洋医学の治療を妨げることもありません。 |
Q:漢方がん治療の効果について、いつどのように判定するのですか? |
通常は漢方薬服用後1〜3ヶ月くらい経ってから判定しますが、進行がんの場合には1〜2週間後に評価しながら処方を修正していきます。評価としては、まず自覚症状の改善があるか否かが大切です。免疫力や体力がついてくると倦怠感や疲れやすさがなくなり食事がおいしくなります。さらに血液一般検査の結果や、がんに由来する物質(腫瘍マーカー)を測定し、その増減を見ることで判定します。最終的にはレントゲンや超音波検査などによる画像診断が最も大切です。
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Q:漢方がん治療を受けるには主治医の許可が必要ですか? |
まず受け持ちの先生(主治医)の了解を頂き、がんの状態や治療内容を記載した診療情報提供書(紹介状)を書いてもらうのがベストです。しかし、西洋医学一辺倒の医者の中には、漢方薬や健康食品などの代替医療を否定するものが多いのが実情です。治療法選択の決定権は患者さん側にあるのですが、主治医が漢方治療を認めない場合とか、主治医に相談しにくい場合もあります。そんな場合には、治療の状況がある程度わかれば、主治医の治療方針を妨げない漢方治療をこちらの判断で提供できます。
がん患者さんの多くが、治療中に主治医に無断で健康食品やサプリメントを摂取しているという報告があります。乏しい知識で健康食品やサプリメントをがん治療中に用いると、場合によっては悪い影響を及ぼすこともあります。西洋医学のがん治療に詳しい医師による漢方治療や健康食品の指導は安心感が得られるはずです。
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Q:抗がん剤や放射線療法を受けているときに漢方薬を服用しても大丈夫ですか? |
ある種の抗酸化物質や植物成分などが、ある特定の抗がん剤の作用を妨 げることが報告されています。従って、抗がん剤治療中には、健康食品やハーブなどを控えるように指導される場合もあります。しかし、多くの場合において、免疫力増強作用や抗酸化作用のある漢方薬や健康食品やサプリメントは、抗がん剤や放射線治療の副作用を軽減し、効果を高めることが報告されています。漢方薬や健康食品と抗がん剤の相互作用について知識のある医師であれば、抗がん剤治療中にも安心して漢方治療を受けることができます。
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Q:煎じ薬の方がエキス剤より効く理由は? |
煎じ薬とエキス剤との差は、煎れたてのコーヒーが香りや味においてインスタントコーヒーより優れている事と似ています。多くのエキス製剤の効果は煎じ薬と90%以上の同等性があると考えられていますが、煎じた液を粉末にする時に、蒸発しやすい成分(精油など)が一部失われる可能性があるので、エキス製剤の種類によっては煎じ薬に比べて効果がかなり劣る場合があります。 さらに煎じ薬とエキス剤の違いは、オーダーメイドの服と既製服の違いとも似ています。症状の程度や体力・体質に応じて、さらに服用したあとの体の反応に応じて、自分にぴったり合った薬を作ることができる点が、煎じ薬の方がエキス製剤より効果を発揮しやすい理由でもあります。
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