2006年のJournal of Clinical Oncologyには、進行した非小細胞性肺がんに対して白金製剤(シスプラチンやカルボプラチン)を使用した抗がん剤治療に、黄耆を含む漢方製剤を併用すると、生存率や奏功率が上昇し、副作用が軽減されるというメタ・アナリシスの結果が報告されています。
タイトル:Astragalus-based Chinese herbs and platinum-based chemotherapy for
advanced non-small-cell lung cancer: meta-analysis of randomized
trials.(進行した非小細胞性肺がんに対する黄耆をベースにした漢方薬と白金製剤をベースにした抗がん剤治療:ランダム化臨床試験のメタ・アナリシス)
出典:J Clin Oncol. 24(3):419-430, 2006
McCulloch M, 他 (University of
California, Berkeley School of Public Health, Division of Epidemiology,
Berkeley, CA 94720, USA.)